爆誕

人として軸がぶれている女の日記

ユースケに落ちたオタクが超特急のライブに初乗車した話

10月半ばに超特急に沼入りしてからおよそ3ヶ月。私は国立代々木競技場にいた。そう、「Revolución viva ~Shine Bright New Year~」東京公演初日に行ってきたのである。本当は2月のファンミーティングで初乗車する予定だったのだが、まだチケットがあることが判明したため急遽現場入りすることと相成った。というわけで、鉄は熱いうちに打て。レポといえるほどの記憶はもはや飛びつつあるため、ざっくりとした感想をここにまとめたいと思う。
※ちなみにその前にファンクラブにも新規乗車も果たした。ランダムの特典でユースケくんが当たって発狂しかけたが、これはランダムといいつつ登録のときの推しメンに基づいているのだろうか?謎。

まず現地に到着してなにに驚いたかといえば服装のカラフルさである。東方神起などSMEのアイドルたちはグループカラーはあれど、メンバーカラーは公式には決まっていない。そのため、「この人が推しです!!!」というのを全力でアピールしている姿が新鮮だった。過去のグッズだと思うのだが、各メンバー色のリュックを見かけてめちゃめちゃかわいかったなあ。

グッズもペンライトとパンフレットだけにしようと思っていたが、気がつけばトラベルセットとピンズとブロマイドセットも買っていた。不思議だなー???ピンズはユースケくんを自引きすることができなかったのだが、ありがたいことに交換でゲットすることができた。 グッズ交換における言語が二次元界隈とあまり変わらなくてよかった……!と心底思った瞬間である。久しぶりに「当方○○を所持しております」という言葉を使った気がする。この構文どこから生まれたんだろうね。カイくん推しのお姉さまありがとうございました。

そうこうしている間に開演30分を切り、座席に移動する。今回は天井近くの席だった。上から見るとペンライトの色はバラバラで、あまり人気の偏りがないのだと改めて感じた。そして何が嬉しかったといえば、黄色のペンライトの人が普通にいることである。覚悟はしていたけども推しがいないというのはやはり寂しくて、初乗車は戻ってきてからの方がよかったかなあと思うときもあったためとても心強かった。さらに、今回の公演全体にいえることだが、当たり前のようにユースケくんのグッズやコール、口上などがあったことが本当にうれしかった。正直行くまでは(存在が黙殺されてたらどうしよう……)という不安がぬぐえなかったから、安心感がすごい。だから、安心して戻ってきてね、ユースケくん。待ってます。

さて、いざ公演がはじまってからのことを書きたいのだが、自分でもびっくりするほどに記憶がない。圧倒的多幸感に包まれたせいで細かい部分が弾け飛んだのだと思う。キンプリ(ジャニーズにあらず)かな???とりあえず覚えている部分を書いていきたい。順不同。

リョウガくんの開演前放送に驚く。突然声がいい声に変わったと思ったらリョウガくんだった。途中がばって、それに対する反応がかわいかった。

・タカシ「初ひやで~!」いやし効果抜群すぎる。

・タカシ「タカシでちゅ~」って自分でいったのに照れててかわいい。でもその後の曲でも入れ込んでくるあたり抜け目ない。

・タカシくん当たり前だけどずっと歌い通しできるのすごすぎないか。

・ダンス班のフォーメーション移動がえげつない。ステージ移動するなかであれだけバシッと決められるのすごい。

・超特急、ダンスがうまい。

・カイくんのキッズに対する反応が面白かった。「生きててありがと~!(?)」

・前に代々木で鼻血をだしたことがあるカイくん。カイくんエピソードがいちいち濃い気がするのは気のせいだろうか。

・ユウキ「25ちゃいになりまちた!」幼女か。

・ユウキくんは生で見たらやばいタイプだと思ってたけど、案の定めちゃくちゃカッコよくて(ひゃ~~~!!!)ってなった。ふにゃふにゃ柔らかい笑顔のときと、キリッとした表情でゴリゴリ踊るときのギャップがずるい。ダンスに身命かけてる人のパフォーマンスは最高にカッコいい。

タクヤくんが衣装つくったこと自分から言い出さないあたりがなんか好き。もっと誇っていいのよ!そして、衣装に黄色入れてくれてありがとう。

タクヤくんの最後の挨拶が固めなのすごい推せる。真面目な性格がにじみ出てる。

・ユースケくんの口上後みんなで「ユースケどこ!?」「いた!」「ちゅーすけだ!」ってわちゃわちゃしているのがとてもかわいかった。ちゅーすけ。

以下殺陣シーンについて

・なぜ男性アイドルのライブでは戦闘シーンが入るのか。その謎をあきらかにすべく我々はアマゾン奥地へ向かった。

・しかしながら、ムービーじゃなくてリアルに戦闘シーンをやるとは思ってなかったよ超特急。

リョウガくんの殺陣での武器を鉄扇にしてくれた人最高~~~!!!ありがと~~~~~!!!暗器使いなの公式と解釈一致です。

リョウガくんとカイくんが傘くるくる回しながら登場してきたから彼らは刀剣男士かもしれない。あのときは舞台刀剣乱舞の世界だった。

・カイくんが槍使いだったのすごい似合ってた。カイくんはランサーのサーヴァントだったんだ(お目々ぐるぐる)。

・タカシくんはカイくんとはまた別の似合いっぷりだった。背が高いから長柄武器が映える。

タクヤくんが敵と戦ってる途中二刀流してたの最高でした。いや、かっこいいな……

・ユーキくんが笑いながら敵倒してるの最高 of 最高。ああいう顔立ちが戦闘狂っぽい表情するのものすごく好き(cf.EXOのタオのティーザー)。

・最後の方に金色のビロビロを下にバサーッて落とすの謎

しみじみと今回のライブ楽しかった……途中だれなくてずっと盛り上がっていられたし、みんな推せる。みんなすごいよかった。1回行って満足という楽しさではなく、また行きたいなと思える楽しさだった。初乗車でコールとかペンラ芸がこなれなかったから、もっとできるようになるとさらに楽しいんだろうなあ。

今度のファンミーティングも楽しみだし、ユースケくんが戻って完全体の超特急のライブもやっぱり見たい。まだまだ楽しみはこれからも続くのである!ハッピー!

Kポ好き二次元オタクが超特急にハマるまで

タイトルの通りである。つい最近超特急にハマった。ものすごい勢いで転げ落ちるように好きになったので、その経緯を覚書として残しておこうと思う。本題に入るまで長いが少々お付き合い願いたい。

(11月5日 すこし加筆修正しました。)

 

前提として、私は元々ドルオタである。ただしK-POPの、しかもSMEのグループ限定の。

はじまりは東方神起だった。高校2年生のときに東方神起が二人でカムバし、「Why?」を歌番組で披露したのを見て一目惚れしてしまったのだ。正直いまだに「Why?」を超える曲はないと思う。それだけのパワーと意気込みが込められた歌なのだ。本当にカッコいいから聴いたことのない人は聴いてみてほしい。そして、私は運良くその後行われたTONEツアーの東京ドーム公演を見ることができ、完全にハマったのであった。これまでに参加したなかで一番好きな公演はどれ?と聞かれたら、TONEツアーとBegin Againツアー(兵役後のカムバツアー)とでめちゃくちゃ悩むレベルで個人的に思い入れのある公演です。天井近くの席でも本当に楽しくて、MAXIMUMとか本当にかっこよくて、本当に大好き。TONEツアーはいいぞ。

蛇足だが、ちょうどカムバ時のチャンミンの髪型が三国無双の郭嘉(私の推し)の特別衣装(黒髪)と同じであり、「やばい……リアル郭嘉だ……!」となったのも正直影響している。どうあがいても二次元オタクぶりがつきまとっているきっかけすぎて何も言えない。今から思えば結構頭のネジ吹っ飛んでたなと思う。

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というわけで、私の推しはチャンミンです。見た目もさることながら、高音シャウトが最高にカッコよくてXJAPANを素で歌える人であり、なかなかの酒好きであり、レゴとかスターウォーズとかが好きで少々オタク気質なところが推せる人である。

これはオタクあるあるだと思うのだけれど、推しの友人関係って気になるじゃないですか?調べるじゃないですか?そこで登場するのが、韓国で同じ事務所のグループ・SUPER JUNIORのキュヒョンです。彼はギュラインと呼ばれる仲良しの集いを組んでおり、チャンミンもその一人である。キュヒョンも大概お酒が好きで、コンサートでスレイヤーズという作品に出てくる呪文・ギガスレイブの詠唱をしちゃう程度にはオタクである。空港写真などを見ると猫背で黒づくめな服装をして死んだ目になりがちなあたり本当にアイドルなのか?とたまに思うのだが、彼は彼で顔がとてもイケメンでめちゃくちゃ歌がうまい。キャラメルマキアートに例えられるような声でバラード歌われてみ?勝てないよ。

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推し二人事務所単位のコンサートでコンビ組みがちで最高of最高


同じ事務所とはいっても、それぞれが所属するグループはかなり毛色が違っている。

東方神起は言葉通り二人で一つのグループで、これで完成されていながらもさらに進化し続けている。本人たちの全力な姿、感謝の意を伝える姿、そしてコンサートの最後に深々と礼をする姿を見ると、このグループを推していて本当に良かったと思う。正直日本で出す曲はかなりJPOPに寄り過ぎていて(個人的に「これは東方神起じゃなくても歌える曲では?」と思ってしまうものがある)不満もなくはないのだけれど、これは本人たちというよりは事務所やレーベルの問題である。しかも、一番最近のアルバム「XV」は韓国の曲っぽさと日本の曲っぽさが融合したかなり完成度の高いものだった。だから、今後も見守っていこうと思うグループである。

一方、SJはなんというかわちゃわちゃしている。本人たちのキャラが濃くてバラエティなども腹抱えて笑えるタイプの人たち。(興味のある方はSJ-Mの台湾の番組を見てほしい。)では、コンサートはどうなのかというと、とっても楽しいけど適度に肩の力が抜けたお兄さんのライブ、という感じ。ふざけたりMCでぐだったりするけど、黒いスーツを揃ってビシッと着こなしてパフォーマンスする姿は大人。そこが魅力だと思う。それとグッズからしてゆるい。私はSJ以外にコンサートグッズで水鉄砲を売るグループを知らない。

東方神起は結構「命を削ってライブしてない?大丈夫?」と心配になるほどパフォーマンスの完成度が高いから、両グループではかなり雰囲気が違っている。どちらがいい悪いという問題ではなく、それぞれそういうグループなのである。どちらも別物で好き。あとは、後輩グループのSHINeeやEXOをゆるゆると追っている、というのがこれまでの三次元のドルオタ経歴である。二次元でもうたプリとかあんスタとか色々通ってきてるけど、蛇足になりそうなのでやめておく。ここまでが前座です。長いね!

 

さて、今回私がハマった超特急はどちらのグループとも違い、いわば「超全力でわちゃわちゃする」グループだ。そもそも私が超特急を知ったのは、父がきっかけである。

父はモノノフ(ももクロファン)で、その後輩男子グループとして超特急がいるというのを大分前に聞いたのだ。しかし、当時は「へー」ぐらいで特段それ以上の興味を持たなかった。だが、1年ほど前から父がさらにときめき宣伝部(ももクロの後輩女子グループ)に熱狂的にハマってライブにしょちゅう行くようになり、「スタダのライブはものすごく楽しいよ!!!」というのをしきりに言うので、「そういや前に超特急って聞いた覚えあるなー見てみるか」となったのだった。これが10月中旬くらいのことである。

こうして興味を持った私はひとまずYoutubeで動画を漁ることにしたのだが、最初は正直動画を見るたびに高確率であっけにとられていた。それはどの部分かというと、

イケメンなのに高確率で変顔が全力すぎたり白目むいたりする

動きが激しすぎてもはやふなっしーを超えて江頭2:50では?と思う瞬間が多々ある

という点である(褒め言葉です)。普通に暮らしててイケメンが白目むく姿なんて見ないじゃないですか?しかも一つの曲だけとかじゃなく結構いろんな曲でやるんですよ。あと、本当に動きが激しい。それにスタダっぽさ全開の珍妙なダンスやエッセンスが加わり、PVの内容の密度がすさまじいことになっている。

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例えば、Jesusは曲がかわいい(途中念仏みたいなパートあるけど)うえに、いくつかPVが用意されているのだが、そのなかでただただ大量にぶら下がったヒモの下で踊るバージョンがある(※通常バージョンもある)。もはやダンスも本人たちもめちゃくちゃ見づらい。なぜ作ったし(褒め言葉です)。

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また、これはPVというよりは練習動画に近いものかもしれないが、超特急の全力ぶりがよくわかるいい例だと思う。歌詞と勢いもすごくよい。「各停!よりも!!急行!!!よりも!!!!特急!!!!!よりも!超特急です!!!!!!」ってめちゃくちゃ叫びたい。あと、「Mステ出たいよ!!!」が切実すぎる。出してあげて……。ちなみに私の推しは最初に叫んでる黄色の子です。

他にも「やべえ……!」って思ったPV色々あるので見てみてください。

www.youtube.com

なお、ここまで尖った例ばかり挙げているが、真っ当にカッコいい曲もこなせるのが超特急のいいところだと思う。普通の曲もちゃんとあるよ……!

余談にはなるが、正直「スタダ=ももクロ」のイメージが強すぎて、完全に先入観なんですが、超特急もパフォーマンス全振りで歌唱力が犠牲になっているタイプのグループだと思っていた(ももクロも楽しくて好きだよ!)。けれど、実際に見てみると歌もダンスも総合的なパフォーマンスもクオリティが高い。正直めちゃめちゃうまくてびっくりした。確かな技量に支えられた全力わちゃわちゃは人を惹きつけるものがあると思わされた。

 

振り返ってみると、私が超特急にハマった(ハマれた)理由は以下のように整理できると思う。

  1. 曲との相性がよかったこと
  2. パフォーマンスとの相性がよかったこと
  3. すぐに推しになりそうな子を見つけることができたこと
  4. 身近にスタダに詳しい人がいたこと
  5. まだまだ発展途中の存在であること

まず1つめの「曲との相性がよかったこと」について。私は筋金入りの派手でBPM速いほどテンションがあがるタイプの人間である。ついでにいえばバラードが苦手で、コンサートとかで生で聴く分には全然平気なのだが、普段から好んで聴くバラードは片手で足りるほどしかない。たぶん東方神起の「Borelo」やGacktの「雪月花」ぐらいかな……?これは、自分が曲を聴くときは自分のテンションをぶち上げるために聴くことが多いのが影響していると思う。私が音楽に求めているのは共感ではなく、自分が前に進まんとする際の鼓舞なのだ。その点、超特急は派手な曲はとことん派手で、曲数も多いから個人的にとても聴きやすい。特に、私がニコ動時代から知ってるヒャダインや、好きなメタルバンドMEGADETHの元ギタリスト・マーティーフリードマンが作曲したものもあるため身近に感じたのも大きい。また、ミドルテンポの曲がかなり少ないため、逆にバラードがあることでいい具合に小休止となり、案外普通に聴くことができる。これは嬉しい誤算だったと思う。

2つめに「パフォーマンスとの相性がよかったこと」について、ここではダンスやPV諸々全て取りまとめて語ることにする。超特急というグループはカッコいい部分も多いのだが、それを見るためには正直ノイズが多いグループでもあると思う。それは、PVや随所にはさみこまれる珍妙さであったり、パフォーマンス中の変顔や奇声などだったりするが、どちらにせよ見た人に純粋な格好良さだけを追い求めさせてくれない。誤解をしないでほしいのだが、私はそこをひっくるめて面白いと感じ好きになった。超特急は見ていて飽きなくてずっと目で追っていられるパフォーマンスが魅力だと思う。

3つめに「すぐに推しになりそうな子を見つけることができたこと」について。身も蓋もないが、ユースケくん(6号車、黄色)の顔がびっくりするほど好みだった。2.5次元というか若手俳優の推しである高野洸くんと同じ系統の顔だと思う。ユースケくんは元気担当ということもあって、奇声をあげたり変顔をしょっちゅうしているのだが、本当にずっと明るくて笑顔でその姿がとても好き。今は休養中だが、今後戻ってきたときにコンサート行けたらいいなあと思っている。【あとは蛇足】*1

4つめに「身近にスタダに詳しい人がいたこと」について。つまりは父です。コンサート映像とかPVを見てるときに、「これはスタダによくあること」とか「ペンラ3・3持ちはモノノフでもなかなかいないからすごい」とか解説してくれるから面白かった。実際にコンサート行きたいなあと思わせてくれる。そういう感情は大事。それにしても「これはスタダによくあること」ってフレーズさりげなくパワーワードな気がする。

5つめに「まだまだ発展途中の存在であること」について。これまで自分がハマってきたアイドルはハマった段階で既にある程度大御所というか、地位が確立しているグループばっかりだったから、さりげなく「今後ドームを目指すぞ!」みたいなグループを推すのは初めてなんですよね。2次元ですらも地位確立型アイドルにハマることが多い(例:アイナナのTrigger)から本当に初めて。だから、今後の成長を見守る楽しみがあるのはワクワクしている。

 

とまあ軽いレポートレベルに長くなってしまったが、そんなこんなでKポ好き二次元オタクが超特急にハマるまででした。興味があったら文中で挙げたグループ見てみてほしい。どのグループもいいぞ!

 

 

*1:ifの話にはなるが、もしコウイチくんがいた頃に興味を持っていたら、多分一番の推しは彼だったかもしれないなあと思う。だが、これは他のグループでも似たような思いを持っていた。5人時代の東方神起に興味持ってたらユチョンだっただろうし、SJも脱退前に知ってたらハンギョンが好きだったと思う。【もし】を考えるのは意味がなくて、ただただハマるべくしてハマったタイミングがその時々だったというだけなのだろう。それにみんな生きている限りまた会う機会があるからね。SHINeeのジョンヒョンは本当にしんどい。

二次元で好きな顔面の話(黒髪ツリ目編)

毎日更新するのが目標などといいつつ、夜中にマンガを読みふけっていたら書き損ねるという日々が続いた。コナンの映画の感想も書きたいなあと思っていたのだが、それどころじゃない大事件が起きてしまった。

 

 

刀剣乱舞史上最大に顔が好みな子が実装されたのである!!!

 

いや、これまでにも顔が好きなキャラクターはもちろんいたんですよ?光忠とか、大包平とか。

だがしかし、この子は直球で好みだった……肥前くん……しゅき……

(この子の呼び方は肥前くんでよいのだろうか?忠広くん呼びもかわいい気がする) 

 

上記は一目見たときの動揺を隠しきれない私である。正直電車の中で発狂するかと思った。

 

今回はここにいうところの、私の「推しの顔」について考えてみたいと思う。一言でいえば、基本的に二次元で好きな顔は「黒髪ツリ目」なのだが、それだけでは味気ない。これまで触れてきたマンガやゲーム・アニメから具体例を挙げながら振り返ってみたい。なお、二次元において、見た目と性格の相関はある程度存在していると考えているため、見た目だけではなく性格面についても言及するのは許してほしい、

 

「黒髪ツリ目」

 

正直いつから好きなのかはわからないが、ふと気づけば好きだった。

おそらくだが黒髪ツリ目好きのルーツは洋装の土方さんではないかと思う。どうあがいても推しのイデア土方歳三だ。

 

そして、これを見よ!なんかもう察して!!

(適当に思いつく限り列挙。これもじゃない?っていうのあったら教えてください)

 

 弱ペダ:荒北(典型例)

 あんスタ:デッドマンズ時代の零様(3年になるとまた違う雰囲気)

      漣ジュンくん(顔が好き)

 キンプリ:タイガくん(かわいい)

 復活:雲雀さん(黒髪こじらせ始め初期)

 D灰:神田(黒髪こじらせ始め初期)

 銀魂*1:土方さん(銀土好きの友人の布教による)

 スラダン:三井(これはしかたないね)

 脱色:白哉様(顔がいい)

 マンキン:道蓮(かわいい)

 るろ剣:蒼紫様(久々に画像見たら長谷部みたいな髪型で驚いてる)

 地球へ :キース(軍服こじらせた原因)

 無双:司馬師(顔がいい)、凌統甘寧とずっと喧嘩して)

 遙か:忍人さん(性格立ち位置含めて性癖)

 FF:スコール(DFFでハマる)

 BF:シン(男気)

 FGO:ファラオ(なにげに見た目すごい好き)

    以蔵ちゃん(なんか悔しいけど好き)

 とうらぶ:肥前くん(New!)

あとはサマーウォーズのカズマくんとかドリフターズの菅野さんとかもか?

それと、実氵兄の容姿捏造ネタで申し訳ないけども、wrwrdのhtrnはすごく造形がよい。復帰待ってます……

 

なお、基本的に黒髪ツリ目は高確率でツンデレなキャラクターであるため、好きになる際に性格補正が入っている部分もあるだろう。

キャラクターのエイドスとヒュレーといえばいいのか、この見た目だったらこのような性格だろう、というイメージが黒髪ツリ目のキャラクターは崩れにくい印象がある。安心してハマれるのが黒髪ツリ目だ。

 

しかし、分類で悩ましいのが、単純に「黒髪の男」という大きな枠でも好きになることが多いのだが、黒髪の男だけだと性格の幅が広すぎることだ。黒髪の中でも、綺麗さが先立つ顔よりも、男らしさが先立つ顔のほうが本命になりやすい。

 例:スラダンでは流川ではなく三井派 

もちろん美人な黒髪男も好きなのだが、性格が変にこじれて面倒くさいキャラクターが多いイメージがある。

 例:うたプリのトキヤ/黒バスの氷室さん/バナナフィッシュの月龍/drrrの臨也

そうすると、自分の中で「好きだけど、すごい好きなんだけど、今後このキャラ以上に好きになりそうなキャラが出てきそうで怖い」という漠然とした思いを抱え続けることになる(このようなキャラクターは性格補正キャラに猛追されやすい)。

このように考えると、やはり「推しの顔=黒髪ツリ目」というくくりが適切であるように思う。

 

もう少し他の系統の顔も好きだけど今日はここまで。

我ながらこれはもはや病気

*1:

[補論:銀魂の高杉の位置づけについて]

銀魂では、土方さんだけでなく高杉も好きである。

上記の分類のなかでは黒髪ツリ目枠に入るような気もするが、私は高杉の顔を系統①と③(後日公開予定)のハイブリッドとしてとらえている。イメージとしては、薄桜鬼の土方さんとか斎藤一枠というよりも千景枠の顔だよね、という感覚。

このような場合はどういう区分にすえるのがよいのだろうな

キンプリスッスッスッ3を見た(ネタバレ注意)

今日は、昨日見てきたスッスッスッを見てきた感想を書こうと思う。ついでにスッスッスッ1とヒプマイコラボについても。

※この記事はアニメの1話を見ながら書いています。
 「電車に乗り遅れても俺たちがいる!」
※ネタバレ注意!

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「推しの死」にバフをかけるコンテクストの話

タイトルでお察しのことと思うが、昨日の記事の続きである。
sikibububu.hatenablog.com

推しに殉死してほしいという話を書いた後、個人の死だけでなく、「敗者が死ぬ」という構造にもフェチズムを感じているということに気がついた。
そこで、今回は勝者と敗者というコントラストの話をしていきたいと思う。
今日見てきたスッスッスッの感想も書きたいのだが、どうにも言葉としてまとめられないので明日に回す。


さて、日本には、昔から「判官贔屭」という観念が存在する。辞書的な説明を引用すると以下の通りだ。

精選版 日本国語大辞典
ほうがん‐びいき ハウグヮン‥【判官贔屓
〘名〙 (薄幸の九郎判官義経に同情し愛惜する意から) 不遇な者、弱い者に同情し肩を持つこと。また、その感情。はんがんびいき。

判官贔屭とは、刀ミュでおなじみの義経が由来の言葉である。ざっくり言えば、「負ける側に惹かれる気持ち」だろうか。おそらく、私はこの感覚がかなり強いのだと思う。

例えば、歴史上の好きな勢力で考えてみると、源氏と平家では元々平家のほうが好きだったし(今は源氏兄弟のおかげで源氏も好きになった)、関ヶ原の戦いでは三成方の西軍を応援する。幕末では、蛤御門の変で京を追いやられた長州藩が好きだし、極めつけに錦の御旗の敵となってしまった新撰組が大好きだ。

彼らの死を一言でいうならば、「未来に続かない死」である。本人たちの意志や理想は消え去り、ただ「歴史的敗者」という結果だけが残っている。
それでも、彼らは彼らなりの考えや理想を持ち、その人生を最大限まで使って達成しようとして、それでもなお時代の流れによって散っていった。その死に様の美しいことよ。
死に様は生き様。彼らの生は美しい。この構図によって、敗者の美学が生まれるのだ。


これは二次元にも当てはめることが可能である。
私の好きなキャラクターは、主人公側からするとライバル側、しかも実力者ばかりの勢力に属しているものが多い。
しかし、そのようなチームに限って勝利することはできない。本人たちは才能にあふれ、努力を怠ることもなく研鑽を積み重ねてきた。その上で、全力で主人公たちに勝負を挑んでくる。普通なら勝利するであろう者たちだ。

だがしかし!だがしかし!!彼らは世界の要請によって、主人公たちに負けることが確定しているのである!!!
しかも、基本的に勝負は一度きり。覆すことはできない。そんな彼らの死に未来はない。主人公サイドのキャラクターの死とは論理が違い、ただただ主人公たちの糧となるのみだ。

ああ、なんと哀れでいじらしいことか!最高!
ジョジョ5部の暗殺チームも、弱ペダの箱根学園もこのパターンだ。アニメで再燃した暗殺チームは本当に見事な全滅っぷりで、控えめに言って興奮した。


一昨日の記事で書いたような推しの概念は、敗者の美学というコンテクストに置くことによって、最高に美しい存在になる。
これが土方歳三系の推しの成立過程だといえるのではないか。


ちなみに、友人に
「式部さんの推しで生き残ってる人って安室さん以外にいるの?」
って言われたけど、一応いる、はず、、羽風とか、、、でも羽風にも入水自殺してほしいしなんかもう駄目かもしれない。
生きてる枠の安室さんも、日の丸のためなら身を捧げるタイプの人だしいつ死んでもおかしくない。なんやかんやでコナンくんと赤井さんが助けそうだけどね。

諸行無常、盛者必衰。春の夜の夢のような、風の前の塵のような生。
私の推しはみな等しく美しい死が確約されているのだ。

自分の好きなキャラが持つ"推し"概念のイデアについて

こんばんは。
自分ではそこまで緊張しながら話しているつもりはないのだが、上司にあんま緊張しないでね!今週中には慣れてね!と言われてしまった者です。

もしかして
→人生の半分女子校生活してたせいで男の人と話すと無意識に緊張する説

だとしたら昔より悪化してない???仕事場の雰囲気に慣れてないだけ???
とはいえ、正直緊張しなかったらしないでオフ時の堕落モードが発動しそうで怖いから、適度に慣れるしかないか。


そして、今日は別の上司からうたプリのカードを2枚もらうという珍事が起こった。どうやらコンビニで買い物したらもらったらしい。

「〇〇さん、これ知ってるー?僕よくわかんないんだけど」
「あ、友人が好きなやつです(嘘は言っていない)」
「そしたらこれいる?」
「もらいます」

そんなこんなで、私は一ノ瀬トキヤのカードと来栖翔のカードを手に入れた。後で、MXとかでやってるやつ?と聞かれたので、そうだと答えた。これどこまで察されてるんだろうな。

さて、考えてみると、私はうたプリの中ではトキヤと砂月が推しなのだが、なぜトキヤが好きなのか自分でもよくわからない。見た目がストライクなのは確かなのだが、いかんせん性格が死ぬほどめんどくさい。多分努力の天才型なところに惹かれているのだと思うのだが。
(砂月は見た目も性格もとてもとても好きです。個別ルートほしかった……だからペンタゴンシンドロームでも岡目くんが好きなんだ……)


というわけで、今回は過去にハマった好きなキャラを振り返りながら、どのようなキャラにハマりやすいのか整理してみようと思う。要するに、漫研のメンバーとの間でよくある話・ブログ編である。
なんだかんだで三日坊主にならずに書いてるんだけど、これまではダウナー系だったから、今日はアッパー系のネタで。短くてもいいから毎日書けたらいいな。願望。

Twitterでもしばしば話しているのだが、私の推しの源流は土方歳三である。
土方歳三といっても様々な媒体で取り扱われているが、私がイメージする土方歳三は、司馬遼太郎の『燃えよ剣』と菅野文の『北走新選組』のハイブリッドだ。『北走新選組』は少女漫画でありながら宮古湾海戦なども含めて描ききっているところが素晴らしい。おすすめ。

燃えよ剣 上・下巻セット (新潮文庫)

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  • 発売日: 1972/06/15
  • メディア:
北走新選組 (花とゆめCOMICS)

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  • 作者:菅野 文
  • 発売日: 2004/09/17
  • メディア: コミック

これらの作品を反映した土方歳三像は、私の推しのイデアだ。あまねくすべての私の推しは土方歳三に帰結する。
郭嘉ですら概念的に飲み込む(郭嘉は別系統の推しのイデアたりうる存在ではあるが、彼が持つ性質は土方歳三が持つ性質に相通ずる部分がある。そのため、ここでは土方歳三に含めるものとする)(ベン図かな?)
小学生の頃から続く筋金入りのこじらせ概念が土方歳三なのである。*1

ここからは推しの具体例を出しつつどういう属性が刺さるのかまとめたかったのだが、普通に長くなりそうなので一度切りたい。
とりあえず確実にいえるのは、故人がイデアなせいで「殉死が似合う」というのが属性の一つにカウントされてしまい、私は推しに殉死させたがる人間になったということだ。

うわ、タチ悪い。
でも性癖だからしかたないね。

あーーーーーー推しよ!精神的に高潔さを保ったまま、桜のごとく散ってくれ!
パッとひらりと舞うように、命を燃やし尽くして死んでくれ!
桜の樹の下には今日も推しの死体が埋まっている。

*1:燃えよ剣』や『三国志』は、筋肉少女帯と同じように母からの勧めで知った。母の影響力が強すぎる。しかし、母は胎教で筋肉少女帯ヘヴィーメタルを聴かせた人だから、母の勧めるものにハマるというのは逃れられない宿命だった気もする。

シーズン2

これまで散々怯えていた配属ガチャが終わった。

正直今回配属された部署に行くなんて1ミリも考えていなかったため、辞令を渡された時に素で驚いてしまった。感覚的にはFGOですり抜け☆5が当たった時の困惑と驚愕に近い。☆5だなんて大げさだと言われそうだが、他の部署の先輩に「え、その部署に行くことってあるの!?」といわれるレベルだ。まさか今年度できたばかりの部署に新卒が行くなんて誰も思わないよね。「嘘やろ」と声に出さなかった自分を褒め称えたい。
とはいえ、詳細は伏せるものの、文系の院卒が持っているスキルが求められて、基本的には定時退社できる部署に行けたという点では大勝利ではないか(なお、仕事上の天王山が6月に待ち受けていることには目を背けておく)。
その代わり、今後扱う分野について自分で勉強する必要があり、求められるレベルは高そうだ。必要最低限の人数なのか、仕事できるベテラン×2 with 私。完。とかいうびっくりするほどの肩身の狭さよ。おっかなびっくり仕事しながら覚えていくしかない。とりあえず今は土日休みが確定したため、安心してチケットの申し込みができるということについて素直に喜んでおこう。ハッピー!空元気!

というわけで、人生シーズン2は比較的順調に幕を開けた。のだと思いたい。母からもらった安井金比羅宮のお守りに死ぬほど祈った甲斐があった。今年中に京都にお礼参りに行こうと考え中である。


思えば、シーズン1(学生編)は女子に囲まれながら趣味に生きて、なおかつ趣味嗜好についての会話がある程度他人と成立する環境で過ごしてきた。それはとても快適で、私はこのような環境を当たり前のように享受してきた。だが、社会人になってこれが当たり前ではないことを知った。
一般の子はそこまで元号の変化について語り出さないし、安室さんも知らない。では何を話すのかと言えば本当に当たり障りのない内容である。正直心がときめかないのだ。「人生には驚きが必要なのさ」と鶴丸の台詞にあるが、これはガチだと思う。わくわく感のない会話を延々と続けると心から疲弊していく気がする。



今見ても疲れてたんだなあと思うが、正直先週は会話がしんどかった。何を話せばいいのかわからなかったからだ。今はある程度化けの皮がはがれてきて、お互いに趣味をさらけ出すようになったため少し気が楽になってきている。
それでも、今後は「文書」を「ぶんしょ」と読む日々を過ごしていき、「もんじょ」と読む日々はもう戻ってこないのだろう。今後、本当に話したいことがなかなか話せないことに一抹の寂しさを感じる。なんだかんだで大学生活が好きだったんだな、自分よ。息抜きとして史料読んだり修論の手直ししたいと思ってしまうほどに。今後しれっと大学の雑誌に論文載せてたらメンタル弱ってたんだなと思ってほしい。


今の時刻は午前2時。シンデレラタイムの終わる頃。いつまでも過去の夢にすがりついてはいけないのだろうなあ。
幕を開けた人生シーズン2。そして、闘争は続く。